★4 | 風土に根差した家父長制度の崩壊が侵入者により齎される文学的バロックを志向した意気は買うが舌足らずで生硬。だが効果音としての和製ポップスと旧家屋のトリッキーで余りに映画的な構造といったアンビバレンツが混在し荻野目の天才がそれらを突き通す。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 日本海の荒れた海と 学生服の荻野目慶子が印象的。北陸の一地方の生活が妙にリアルに感じられた。 (ルクレ) | [投票] |
★2 | 思春期の少女の危うさを体現する荻野目慶子の演技は確かに凄いが、凄過ぎて終盤はホラーになってる。内容的にも過去を思い出せない女や、思春期の多感な少女や、日本の田舎特有の閉鎖的な感じを描きたいのか、収拾が付かなくなってる感じ。['06.5.14VIDEO] (直人) | [投票(2)] |
★2 | 終盤は荻野目慶子の集中力全開演技で、ほとんどホラーだ。 (kenichi) | [投票(1)] |
★4 | 突然現れた生(なま)の女(山口果林)によって、呪文のような海鳴りに同期し閉ざされた女たちの「性の気配」は揺さぶられ、やがて「おんなの匂い」となって密閉された空間を漂い始める。そして、二人の男(池辺良・泉谷しげる)を狂わせる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 恐ろしいまでの荻野目慶子の演技。当時は同世代の女優にもこんな天才がいるのかと驚いたものだ。 (ナム太郎) | [投票(1)] |