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[コメント] スウィート・シング(2020/米)
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★5ダメ親からの逃避とプチ冒険と刹那な悦びと暗転する帰結。そういった物語は有りがちと言えばそうなのだが、16ミリ手持ちカメラの手触りを通して伝わる撮り手と子供たちの信頼と親愛。悲劇を受け入れ到来する至福は形成された親和世界の必然と思わされる。 (けにろん)[投票(2)]
★5世間が線を引く幸福の基準からすれば、この姉弟の境遇は合格点にはほど遠いが、悲しさは伝わってこない。といってアレクサンドル・ロックウェルは「そこにある問題」から目を背けている分けではない。向けられる視線の優しが悲しさを上回っているのだと思う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4モノクロ、アイリスインのオープニング。本作も歩く足から始まる映画の系譜だ。全編基調はモノクロ。一部カラー画面がとても効果的に挿入される。それは、概ね規則性がある(例えば、ビリー・ホリデイの幻想や水中カットが、多くはカラーの画面)。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]