[コメント] KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016/米)
内容的には4点でもいいのだが、ライカスタジオの「熱意」に感動しました。★5を献上いたします。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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字幕版で鑑賞。終始「丁寧な日本」の描写を堪能できました。衣装や風習、植生まで「ちゃんと日本」でした。私はそういうところに弱くて、『47RONIN』の侍的な所作に当初★5を付けたぐらい(のちに★4に訂正)。サルがちゃんと「ニホンザル」なのもいいですね。
ストーリーは、すこし雑。集めた「三つの武具」があまり意味をなしてないところとか、「月の帝に命を狙われる意味」とか、もう少し突き詰めて欲しいなとは思いました。月の帝と母の関係は竹取物語でしょうか?
それでも、三味線の音色で、色紙たちに命を吹き込む描写や紅葉の船など、美しいという言葉だけでは言い表せない。ちっちゃいハンゾーもかっこいい。三味線の音色自体も美しい。隅々までライカの「熱意」に溢れた映画だから、迷わず人に勧められる映画となりました。
セロンやマコノヒーの声もよかったです。クボの声も、子供の声は日本なら「女性声優」が充てるが(吹き替えはクレしんの矢島晶子)、やはり向こうではちゃんと少年俳優が担当してますね。
アカデミー賞はノミネートどまりでした。やはり興業収入の大きいほうが受賞しやすい部門なのかな?
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