[コメント] ある天文学者の恋文(2016/伊)
前作『鑑定士と顔のない依頼人』でも思ったけれど、ジュゼッペ・トルナトーレの愛の認識には倫理的な危うさがつきまとう。また、その危うさで映画を加速させるには演出の馬力が乏しい。オルガ・キュリレンコのスタントウーマンにはオモシロがあるが、その選職理由を深層心理に求めてしまう作劇は無粋だ。
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