[コメント] ウィ・アンド・アイ(2012/米) - 更新順 (1/1) -
映画としては、ストーリー展開のパターンの少ない群像劇でも、まだこういう描き方があったのか関心させられる作品だった。 [review] (わっこ) | [投票] | |
何とも見事に計算され尽くした混沌。そして、絡まり合う色とりどりの毛糸のような無秩序が、徐々にそれぞれの色彩を鮮明にし始める妙。制御不能な互いの欲求が無防備のままぶつかり合う痛痒の時代。10代とは誰にとっても、そんな不器用さに支配された時代だったはず。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
クソガキどもの遣り放題や青臭い吐露をさして見たくも聞きたくもないが、この順次退場し行く設定の発見のみでもゴンドリーは勝利を得ただろう。加えて時間軸の進行がもたらす光線の変化が行きつく文字通りのマジックアワーの至福。二度とは戻れぬ永遠。 (けにろん) | [投票(2)] |