[コメント] 汽車はふたたび故郷へ(2010/仏=グルジア=露) - 更新順 (1/1) -
不思議演出を好きになれるかどうかがカギかな。国と芸術と商売、どの時代の映画作りにも壁となって現れる。あの子ども時代は映画にとっても主人公にとっても価値が大きい。ゆるいなかに疾走感。 (あちこ) | [投票] | |
挿話内/間の緊密度を緩く定めすぎていないか。またはキャラクタのチャームか高精度の喜劇演出で補償すべきところを今回のイオセリアーニは忘れている。とは云え、少年少女が梯子にしがみついて無賃走する感涙ものの列車カットを持っていること、出演者に占める高齢者率の高さなどは特に記しておきたい。 (3819695) | [投票] | |
映画にはその訴求力や商品力の大きさゆえに常に不自由さがつきまとう。感じるままに撮り、欲求のままに見せたい。そんな願望が自由闊達に実践される清々しさ。製作現場の気の重そうなニコは、少年時代の逸話やグルジアの市井の人々のなかで生気と輝きを取り戻す。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
この映画、とても若々しくみずみずしい。イオセリアーニ、かなり老齢のはずなのに捉えどころのヤングっぽいのがうらやましいほど素敵だ。 [review] (セント) | [投票] |