[コメント] キツツキと雨(2011/日)
ゾンビの映画を撮る映画と聞いて、こんなにも心の琴線に触れ、ジワっとくるとは思うまい。自然と人が美しい。本当に温かい日本の映画でした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「自分の買ってきたビデオが息子の人生変えたんだ。嬉しく無いことあるかい!!」
と克彦(役所広司)と幸一(小栗旬)があんみつを食べながら、話し合うシーン。この幸一との触れ合いが触媒になって、1人息子の浩一(高良健吾)とのギクシャクしていた親子関係が融和していく。ジワっとくるシーンは他にも沢山あったけど、ここがこの映画一番のハイライトかな。他にも沢山良いシーンはあったけど、ここは正直涙腺にきました。
役者は皆素晴らしかったし、木曽の素晴らしい自然と人々が凄く美しく撮れていたのも嬉しかった。本作は色んな国際映画祭で賞を獲得しているらしいが、この映画の良さが世界に理解されたのだとしたら、日本人として、こんなにも誇らしいことは無いと思った。
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