[コメント] 牛の鈴音(2008/韓国)
およそ物言わぬ存在に仮託された泣かせ話ほど虚しい悲劇はない。そのフィルムがあからさまに作為的なドキュメンタリー作りならば尚更だ(音楽、音響、カット割りなど)。「老人」と「動物」の共棲と別離というモチーフを得、終局を予期して撮り続けたスタッフには、唾棄すべき卑しさしか見い出せない。
(水那岐)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。