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[コメント] 西鶴一代女(1952/日)

「堕ちる」ことが先にたち「生きる」ことの情感が見えない。流転のための転落の連続は哀惜や共感を生まないのだ。唯一、城内で息子を追う騒動にのみ彼女の魂が見える。思い起こせば、女が明確に意志(それも感情に煽られた)を示し、貫こうとしたのはこのときだけ。
(★3 ぽんしゅう)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)づん[*] けにろん[*]

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