[コメント] 父と娘の歌(1965/日) - 更新順 (1/1) -
良くも悪しくも日活映画。シーン繋ぎは少々性急だが、とっても判りやすい演出とシーン構成だ。カメラの寄り引きだとかディゾルブやフラッシュバックの挿入のし方だとかも映画の感情に寄り添って全く違和感を与えない。反面、何の突出も感じさせないという弊もあるが、安定した仕事ぶりではある。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
別段、何の映画的破綻もなく、といって特筆すべき事柄もなければ、当然感動もないという中庸さでメロドラマの王道を成している。主役クラスが無難に芝居をする中にあって、大御所ピアニスト(神山繁)と女子大生(吉行和子)の存在感が妙に印象に残る。 (ぽんしゅう) | [投票] |