[コメント] クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007/日)
大事な家族(犬)を守るしんのすけの姿を見てオイオイ泣くつもりでハンカチを握り締めて構えていたが、「感動の嵐!涙が止まらない!!」というほどでもなかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
過去何作かのクレヨンしんちゃん映画にあったように、今作もオイオイ号泣するような感動系かと思いきや……。
いや、感動系を狙って作ったのだろうがいまひとつ、というべきか。
何より、ひなげし歌劇団の存在意義と目的が全く不明。歌劇団が爆弾所有しても世界征服は出来んだろ。そして更に、歌劇団という設定にしたことによって途中何度もしつこい歌劇調になってしまい、その場面になるたびに煩わしさを感じた。あんな平べったい絵のアニメーションなんだから歌劇風にしたところでミュージカル映画のような奥行というか迫力なんて出る訳でもなし。まさか時間稼ぎのための歌劇なんだろうかと勘ぐってしまった。
今までよりもパワーアップしたのはお下品さ、それも少々不快。そして「それで助かるわけねーだろっ!」というお粗末なオチ。大体、大気圏上空から落ちても怪我ひとつしないんだから(しかも下にいる人間が受け止められるってオイ)、あれなら拳銃も爆弾も地球滅亡も恐くないんじゃ……。
ただ、家族の絆をキッチリ描いている分、前々作『伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ〜』よりは幾分マシだった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。