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[コメント] ボビー(2006/米)

役者は本当に豪華絢爛としか言いようがなく、監督のエミリオ・エステベスの人脈の広さを感じさせる。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







1968年のロバート・F・ケネディが暗殺されるまでの経緯が記録映像と暗殺現場となったホテルでの人々の話が交互に展開される。

ホテルでの客や従業員たちのエピソードとケネディ暗殺との繋がりが思ったよりも薄いのが辛い。

各人物が新しい大統領が誕生することでどうなって欲しいのかというような想いが垣間見れれば最後のケネディ暗殺での人々の絶望感も漂うのだが、その辺はテーマがあまり一貫されていない。

正直、この映画は登場人物が多すぎ、最後の展開を見る限りでも登場人物を暗殺に巻き込まれた人たちだけに絞ってもよかった気がする。

とはいえ、役者は本当に豪華絢爛としか言いようがなく、監督のエミリオ・エステベスの人脈の広さを感じさせる。

(評価:★2)

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