[コメント] トゥモロー・ワールド(2006/米)
子供たちは人類の永遠の希望の光である。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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しかし、いつの間にか人類はそんな簡単なことすら忘れている。難解な数式は解けても、1+1が2であることを忘れるような呆けた人類への強烈な提示である。
子供という奇跡の存在を崇めることを忘れたときから人類は崩壊を始める。それが実感できただけでもこの作品の意義は果てしなく大きい。
「絶望の中の一縷の望み」という描写がここまで明確にわかりやすく表現できているということは、世界を救うということはもっともっと単純なことなのだということを教えてくれた、ここ数年の中でもっとも心に響いた一本。
ほとんどチョイ出扱いのムーアやケイン。しかし、この出演承諾で確実に人間としての格がひとつ上がった気がする。
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