[コメント] 地下鉄〈メトロ〉に乗って(2006/日)
男と女の物語であるはずなのに、いまいちキャラクタの造詣が薄い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
基本的には自分の父親と言う人間、男でもあり父親でもあり、また青年でもあったと言う人間を追いかける物語だ。
にも関わらず、いまいちその存在が、主人公と何らかの繋がりがある存在だと言うことが見えてこない。 確かに自分と同じような行動を取っているということは書かれているけれども、それがどこか人間的であるように感じない。
良く言えば綺麗に録ったとも言えるけれども、そう言ったところにどうにも物語の無味乾燥さを感じずにはいられない。物語のキャラクタであろうとも人間なのに、そう言った感じが全然しないのだ。
ラスト、義理の妹であると言う事実をショッキングに感じさせることなく、消えるサマには正直肩透かしをくらった感じだ。
つまらなくはナイけども、薄いなと感じた。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。