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[コメント] 二階の他人(1961/日)

コメディーではあるものの当時の生活感がふんだんに随所に見られ、見方を考えればシリアスものとしても通用する社会風刺映画でもある。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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山田洋次のデビュー作としてしこぶる興味があったが、二階の借間に仮住まいする借家人との絡みを通して庶民の生活光景が鮮やかに描写されている。もう少し掘り下げていたらデシーカ風にもなったろうに、やはりコメディを目指していた山田はそうは描かなかったところにこの映画の意味も膨らむような気がする。

小坂一也という意外な主役もあいまって昭和の良き面影を十分伝えています。小品だけれどいい味わいがします。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)寒山拾得[*]

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