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二階の他人 (1961/)

[Comedy/Short]
製作今泉周男
監督山田洋次
脚本山田洋次 / 野村芳太郎
原作多岐川恭
撮影森田俊保
美術宇野耕司
音楽池田正義
出演小坂一也 / 葵京子 / 高橋とよ / 野々浩介 / 穂積隆信 / 峰久子 / 平尾昌章 / 関千恵子 / 永井達郎 / 瞳麗子 / 山本幸栄 / 水木涼子 / 須賀不二男 / 水上令子
あらすじ葉室(小坂一也)と明子(葵京子)の夫妻は、二階に下宿人を住まわせている。家賃を滞納する小泉(平尾昌章)夫妻に葉室はかけあったが、妻(関千恵子)はバー勤め、夫はリストラを受けて在宅の身の上である。同情して仕事を世話してやるが、いい加減な小泉は早々に辞めてゴロゴロしっぱなしだ。その調子で家賃を先延ばしにする小泉らに、葉室は兵糧攻めの手に出る。しかし反省するどころか開き直る彼らを、ついに実力行使で追い出すことに成功した。とはいうものの、安サラリーマンの彼らには下宿人を捜すより借金を返すあてはなく、自称評論家の来島(永井達郎)夫妻を迎えることとなる。だが、彼らには秘密があった。〔56分/モノクロ/スコープサイズ〕 (水那岐)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4彼方からの手紙。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★4リアルな生活感のしっかりとした描き込みがあるからこそ、二階を占拠する者たちの違和が生むサスペンス感や、部長や警官や母親と兄弟の身勝手さとユーモアが、いかにも我が身に起こりそうな日常性を獲得している。野村芳太郎と山田の絶妙な小品。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3人の裏を描いて短尺に詰め込み過ぎだが、奇妙な味わいがあるのもそのためか。新興住宅地の撮影がいい、雨も坂も泥道も。葵京子の明るさもいい。 (寒山拾得)[投票(2)]
★3藤沢駅なのか?雨の駅から始まる。若き平尾昌晃が降りてきて、葵京子から傘を借りる。実は、葵は小坂一也の妻で、平尾は小坂ら夫婦の家の間借人なのだ。家は高台にある。未舗装の坂道の道路。小坂と葵が歩くのをフルショットで収めた構図は端正だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3コメディーではあるものの当時の生活感がふんだんに随所に見られ、見方を考えればシリアスものとしても通用する社会風刺映画でもある。 [review] (セント)[投票(1)]
★3マイホームを持つことが最大の目標だったサラリーマン時代の人生の機微を短時間に凝縮させた作品。 (RED DANCER)[投票]
★3記念すべき山田洋次デビュー作も、とらやの人々のようなふっきれた登場人物が居ないと中々希望を見つけられない。何とか良心の交流を保てた事は、その後の山田の作品群を思えば本当に幸いな出来事であった。☆3.7点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★3今更のようだが、山田洋次はやはり喜劇作家ではない。ペーソスの作家だ。この作品の場合その側面が成功せず、どうにも後味が悪いものになりかけていたのだが、最後の最後にきて救われた。池田正義のテーマ曲はじんわりと温かくて良し。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点0人
4点2人**
3点8人********
2点0人
1点0人
10人平均 ★3.2(* = 1)

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