素直でストレート。

もっとも７割は訳わかんないから「ええとテーマは反戦でいいんですネ？」と思わず聞きたくなるような内容だし、変なカメラワークとか、音楽の使い方とか、呆然とさせるようなラストショットとかはいつまで経っても変わらないようですが。

作品と作り手を同一視をするのは危険だとは思うのだけど、でもやっぱり、こういう素直な作品を作るあたり、ゴダールは羨ましい歳のとり方をしているような気がします。

自分の演技に、立ち上がるとき頭をぶつけるなんて小芝居を入れるゴダール。何か可愛い爺さんだなあ。

個人的にはこの方向性を支持したいです。