[コメント] 恋は五・七・五!(2004/日)
こういうお話をけなすと野暮扱いされる、というきわめて微妙な位置に逃げ場を作った作品。だが敢えて言えば、この手の「コンプレックス脱却&優勝」パターンの作品では最も安易な出来。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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こんなに絵に描いたように、弱点をさらけ出して気づきもしない敵が日本レベルなら苦労はないし、友情や連帯感すら芽生える筈もないお粗末な勝利しか、主人公グループは得ていない。ただ、力押しのギャグの連続にうんざりするだけ。勝利の理由が「俳句に対する愛情」ゆえからと言えばあまりにも甘すぎる印象がある。素人のピュアさだけを武器にして勝てるもんじゃないのだよ、俳句っていう奥深い世界は。
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