[コメント] 悪魔の陽の下に(1987/仏)
悪魔は我々を誘惑し、神は試練をお与えになる。それらを見分ける事など出来ようか。嗚呼。☆3.5点。
本作『悪魔の陽の下に』の原題は"Sous le soleil de Satan (=Under the Sun of Satan)"で、「田舎司祭の日記」「少女ムシェット」などを書いたジョルジュ=ベルナノスによる同名小説(1926年)の映画化である。
「ソラリスの陽のもとに」はスタニスワフ=レムが1961年に発表したSF小説。早川書房の「S-Fマガジン」で紹介されたのは1964年だとの事。原題は"Solaris"だから「ソラリスの陽のもとに」としたのは訳者の飯田規和氏だろうか。
惑星ソラリスはひとの心を読み、その中の秘密を暴き出してしまう悪魔の様な存在でもある。… そんな連想をしてしまった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。