[コメント] 夏の遊び(1951/スウェーデン)
「あの夏」を終えると、人は残りの人生を「劇場」で過ごすことになる。いつまでたっても「化粧」を落とすことができずに、楽屋の鏡の前で自問自答を続ける。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「それもいいかもしれない」と珍しくベルイマンは自らの青春時代に重ねて語る。
鉛筆アニメが動きだすシーンや、生にしがみつく髭の叔母など、ちょっとしたベルイマンの遊び心が、いつになく面白い。
ところで、ベルイマンはこの映画が自作で一番好きなのだそうだ。「『第七の封印』は頭で作ったが、これ(『夏の遊び』)は心で作った」と語っている。
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