[コメント] 股旅三人やくざ(1965/日) - 更新順 (1/1) -
『人生劇場』シリーズよりも後、既にマキノ雅弘は『日本侠客伝』を製作し、東映任侠映画がスタートしている時期の沢島忠。いまだ美空ひばりを主演にして、悪く云えばマンネリを感じさせる、しかし円熟味を増した愉快な時代劇を撮っていた頃の作品だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
秋、冬、春編とも人情話として、ほぼ完璧な脚本。ということは、長谷川伸ばりの定型で破綻がないのが欠点になりかねないのだが、そこは時代劇の定型破壊者沢島忠。軽快なリズムでさらりと「人情」を語り嫌味がない。中村錦之助の春編のオチに唸る。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
三篇共やくざものによくある話だが、もう1歩踏み込んだり、ひねったりして、いいホンだ。ヒロインの藤純子20才、私の好きな入江若葉22才と共に初々しい(桜町は28才デス)。音楽がまたいい―見方によってはベタな話をカラリと軽く笑っている。 (KEI) | [投票] |