[コメント] 番場の忠太郎 瞼の母(1931/日) - 更新順 (1/1) -
大衆演劇の良いとこ取りな定番、「忠太郎はんはどなたが演りはんの」の世界で、若き千恵蔵の色気は今観ても鮮烈。流布している弁士付きのバージョンは立派なもので、弁士っていいなと思わされる。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
「タメ」が足りない。つねに両の瞼を閉じて母を思い、朝な夕なに母を恋焦がれる忠太郎でなくては、あまりにも早々とやって来るラストシーンに泣こうにも泣けない。もう30分長尺にするか、せめて半次のくだりを半分に縮めて欲しかった。 (水那岐) | [投票] | |
泣き虫な千恵蔵。見事なカットバックによる実母との対面シーンは、サイレントなのに迫力十分。 高度なモンタージュ技術は勿論、シーンによって字幕も斜め書きにしたり大きさを変える工夫に舌を巻く。 (AONI) | [投票] |