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マッツァさんのコメント: 投票数順

★5ツィゴイネルワイゼン(1980/日)清順の摩訶不思議な映像センスと物語が見事に融合した大傑作。登場人物全てのキャラも立ってる。もう何度観たことか。大楠道代の食べっぷりは笑える。[投票(1)]
★3波長(1967/カナダ=米)なんとも単調でこれといったストーリーも無くカメラも終始固定されているのだが、不思議と引き込まれる。個人的にはもう一工夫欲しかったが。[投票]
★3フィルム・ビフォー・フィルム(1986/独)科学者による研究、奇術まがいの隠し絵、奇妙なオブジェの数々にエロの陰がちらつく。映画史発展の原動力もやはりエロであることを確認。エロパワー恐るべし。[投票]
★4Dolls(2002/日)この作品で北野武は、それまでの破壊から構築へ作品の根本をシフトチェンジしたのだろうか。そしてこの作品の果てしない美しさは、壊し方を知る者にしか表現できないものだ。[投票]
★2市民ケーン(1941/米)謎は謎のままで良いこともある。[投票]
★1世界の終わりという名の雑貨店(2001/日)この映画に纏わるキーワードには無知な私だが、やはりつまらなかった。内容がない雰囲気だけの作品なのだろうが、撮り方が下手なせいで良いところが全くない救いのなさ。[投票]
★3バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ(1991/日)太田光監督の一本目はかなり面白い。相方田中のゲイキャラは見もの。その他二本は、可も無く不可も無くの無難な出来。[投票]
★3宇宙からのメッセージ(1978/日)アニメ的世界観を無理やり実写化したような過激さは、さすが深作。これぞ日本のモンド映画。[投票]
★4絞死刑(1968/日)死刑是非、民族及び性犯罪と想像性の問題など重いテーマを、死刑場という空間でごった煮してどす黒い笑いに昇華させた大島の見事な論理力と構成力には感服するばかりだ。が、後半次々と問題を提示しすぎた故にその論理も消化不良気味。[投票]
★4無宿(1974/日)勝新の芸の深さを堪能できる一作。映像美も同時代の日本映画と比べて群を抜いている。ただ惜しむらくは、メインテーマがここぞというシーンでやたら多用されるのが野暮ったく感じられることだ。[投票]
★3ルパン三世 念力珍作戦(1974/日)田中邦衛の配役には不安が過ぎったが、観てみたら意外とはまっているのが意外。随分やりたい放題やっているのも好感が持てた。[投票]
★3蒸発旅日記(2003/日)この違和感を楽しめぬこともない…が、それはあくまで自分がつげ作品好きだからであって、つげ作品を知らぬ人が観て楽しめるかと問われれば自信がない。かと云ってつげ好き以外の人がこの作品を観るとも思えないが。[投票]
★3ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)オスカル君は不快と云うよりかなり痛快。[投票]
★4丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)映画が豊饒であった時代の確かな証拠でありながら、決して色褪せることのない今を生きる映画。[投票]
★3どですかでん(1970/日)正直、各エピソードの結びつきが見えにくくてどこを見てよいやらと云った感は否めないが、伴淳の激怒はその演技も然ることながら胸に訴えかけてくるものがあった。[投票]
★2桃源鎮(1996/中国)登場人物が嫌な奴ばかりで観ていて不愉快。小さな山村の醜い勢力争いに右往左往する豆腐屋の卑小さが堪らなく不快だ。[投票]
★4悪い奴ほどよく眠る(1960/日)後半からは先が読めるような展開ながら、見終わった後の満足感はさすがの感がある。それに、悪役の描き方といったらもう極上。[投票]
★3生きものの記録(1955/日)三船の独壇場。お陰で脇役の存在感は殆どなし。[投票]
★3帰って来たヨッパライ(1968/日)10代には到底見えない高校生の物悲しげな風情が堪らない。[投票]
★1容疑者 室井慎次(2005/日)予定調和の展開も、シリーズ共通の大げさな演出もとにかく興ざめするばかり。最終的に何を訴えたかったのかさっぱりわからない。冒頭の田中麗奈の説明の部分とか、とても映画とは思えない演出の下手さ加減。[投票]