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マッツァさんのコメント: 更新順

★3波長(1967/カナダ=米)なんとも単調でこれといったストーリーも無くカメラも終始固定されているのだが、不思議と引き込まれる。個人的にはもう一工夫欲しかったが。[投票]
★3フィルム・ビフォー・フィルム(1986/独)科学者による研究、奇術まがいの隠し絵、奇妙なオブジェの数々にエロの陰がちらつく。映画史発展の原動力もやはりエロであることを確認。エロパワー恐るべし。[投票]
★4Dolls(2002/日)この作品で北野武は、それまでの破壊から構築へ作品の根本をシフトチェンジしたのだろうか。そしてこの作品の果てしない美しさは、壊し方を知る者にしか表現できないものだ。[投票]
★2HANA-BI(1997/日)世間の北野武に対するイメージを限りなく拡大再生産したような映画と感じた。[投票(1)]
★2市民ケーン(1941/米)謎は謎のままで良いこともある。[投票]
★1世界の終わりという名の雑貨店(2001/日)この映画に纏わるキーワードには無知な私だが、やはりつまらなかった。内容がない雰囲気だけの作品なのだろうが、撮り方が下手なせいで良いところが全くない救いのなさ。[投票]
★4タカダワタル的(2003/日)フォークから歌謡曲または演歌へ流れていった同胞達を尻目に、頑ななまでに己の道を進んでいった高田渡の、不器用かもしれないが真摯な人柄がステージから溢れ出る。高田渡のステージを体験できなかった者にとって、貴重なドキュメント。[投票(1)]
★3バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ(1991/日)太田光監督の一本目はかなり面白い。相方田中のゲイキャラは見もの。その他二本は、可も無く不可も無くの無難な出来。[投票]
★3宇宙からのメッセージ(1978/日)アニメ的世界観を無理やり実写化したような過激さは、さすが深作。これぞ日本のモンド映画。[投票]
★3キッズ・リターン Kids Return(1996/日)成功者が描く挫折はどこか甘い楽天的な空気が漂う。[投票(1)]
★4絞死刑(1968/日)死刑是非、民族及び性犯罪と想像性の問題など重いテーマを、死刑場という空間でごった煮してどす黒い笑いに昇華させた大島の見事な論理力と構成力には感服するばかりだ。が、後半次々と問題を提示しすぎた故にその論理も消化不良気味。[投票]
★4無宿(1974/日)勝新の芸の深さを堪能できる一作。映像美も同時代の日本映画と比べて群を抜いている。ただ惜しむらくは、メインテーマがここぞというシーンでやたら多用されるのが野暮ったく感じられることだ。[投票]
★3ルパン三世 念力珍作戦(1974/日)田中邦衛の配役には不安が過ぎったが、観てみたら意外とはまっているのが意外。随分やりたい放題やっているのも好感が持てた。[投票]
★3蒸発旅日記(2003/日)この違和感を楽しめぬこともない…が、それはあくまで自分がつげ作品好きだからであって、つげ作品を知らぬ人が観て楽しめるかと問われれば自信がない。かと云ってつげ好き以外の人がこの作品を観るとも思えないが。[投票]
★2隣のヒットマン(2000/米)そんな映画じゃないのは百も承知だが、人を殺す話がこうもあっけらかんとコメディとして描かれるとは。チャップリンが『殺人狂時代』を撮った時から随分遠くまで来てしまったんだなぁとつくづく思った。コメディとしてはそれほど笑えず。[投票(1)]
★3ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)オスカル君は不快と云うよりかなり痛快。[投票]
★4丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)映画が豊饒であった時代の確かな証拠でありながら、決して色褪せることのない今を生きる映画。[投票]
★4リアリズムの宿(2003/日)原作がつげ義春ってのもあるが、この汚さ・貧乏たらしさに日本でこういう(カウリスマキみたいな)映画を作ることへの誠実さを感じるし、この格好悪さがとてもいとおしいものに感じられる。[投票(1)]
★1けものがれ、俺らの猿と(2001/日)珍奇な人物を沢山出して、珍奇な行動をさせるだけでは面白いものにならない典型的な例。[投票(1)]
★3どですかでん(1970/日)正直、各エピソードの結びつきが見えにくくてどこを見てよいやらと云った感は否めないが、伴淳の激怒はその演技も然ることながら胸に訴えかけてくるものがあった。[投票]