[コメント] 小判鮫 お役者仁義(1966/日) - 投票数順 (1/1) -
これは沢島忠の中でも傑作。まずアヴァン・タイトルがすこぶる格好良い。夕暮れのススキの丘をバックに林与一と美空ひばりが唐突に絡むカット。この唐突さこそ映画だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
男が女を演じる<女形>を、女である美空ひばりが演じる。と、女である美空ひばり以上に妖艶で美しいから不思議だ(誉め言葉になってる?)。 (G31) | [投票] | |
キャストは豪華、沢島の演出も円熟を迎えているのだが、如何せん面白くない。どこかで崑版と比較してしまうのだろう。ひばりの至芸を見つめる野川由美子の表情が良い。一方長門は殆ど機能していない。 (町田) | [投票] | |
己に嫉妬する二役のひばりがオモロ。 出し物はお馴染み『雪之丞変化』なのだが、雪之丞よりも鉄火肌のお七をメインに描いた「女侠もの」といった趣き。このタイトルもそうだが、使われる音楽まで当時全盛を誇っていた仁侠映画そのもの。 (AONI) | [投票] |