[コメント] 青春のお通り(1965/日) - 更新順 (1/1) -
散漫な印象。親友たちや、家政婦としての勤め先の夫婦、そして姉のそれぞれの恋模様を眺め、結局ヒロインが帰ってくる場所を探すというなら、相手との思いの深さも描写すべきだったろう。小百合と浜田光夫のコンビという安心感に傾いて依存しているようで、この物語の中での絆はいまいち見えない。 (水那岐) | [投票] | |
同時代のオードリー・ヘップバーンやジーン・セバーグに勝るとも劣らない吉永小百合のモダンなキュートさは、サユリ映画の中でも屈指のものではないだろうか。日活的泥臭さとヌーベルバーグ風の斬新ショットが混在する森永健次郎演出も不思議で魅力的。 (ぽんしゅう) | [投票] |