★2 | 眉山(2007/日) | あまりにビミョー。母娘も仲良いんだか悪いんだか。クライマックスの阿波踊りは、ハレの舞台として、始まるときの高揚感が欲しかった。なんだか流れた感じ。背面から撮った手の乱舞は奇麗だった。それにしても、邪魔だよ、あんなとこに突っ立ってたら。 | [投票(1)] |
★2 | さよならみどりちゃん(2004/日) | 「じゃ、お詫びに」とホースの下で無邪気に笑う男。関係が壊れるのを恐れ、ただひたすら無感情を装う女。相手に違うものを求める者同士によるすれ違いが延々と…。西島秀俊は『2/デュオ』に続き、相手を枯らすダメ男を怖いほどの演技で魅せる。 | [投票(2)] |
★4 | 県庁の星(2005/日) | 日常的な舞台設定(スーパー)で、骨太なヒューマンドラマに仕上げているところがアメリカ的。人は誰かに必要とされることで強くなれることを再確認できる。主演2人の歩み寄る過程が、脚本・芝居の両方でうまい。特に織田裕二は不器用な誠実さを好演。 | [投票] |
★3 | バベル(2006/仏=米=メキシコ) | 起承転結の結が残念。群衆の中での孤独。荒野での孤独。どちらも人との繋がりを渇望しながら、そのままフェイドアウトする感じ。エピソードの接点は、どれもきっかけに過ぎず、絡み合う群像劇の結論が出ていない。どアップの連続が生む緊張感のみ印象に残る。 | [投票] |
★2 | 雪の断章 情熱(1985/日) | アイドルのデビュー作としては、バランスの悪い(要素を色々と詰め込みすぎ)映画だが、逆に言うと、観念的な斉藤由貴でなければ、なし得なかった役とも言える。ただ、主人公の躁鬱が激しすぎて、別人格にさえ見える。 | [投票] |
★3 | 嫌われ松子の一生(2006/日) | 中谷美紀、奮闘するが違和感拭えず。要領よく生きてきそうなタイプに見える。映画自体は、話も映像も緩急がついていて飽きなかった。見応えアリだけど余韻はナシ。自分の中でどういう映画か(コメディなのかシリアスなのか)うまく消化できなかったのかな? | [投票(4)] |
★3 | THE 有頂天ホテル(2005/日) | ノレず。西田敏行の「圧がかかるでしょう!」に★追加。他のキャストが、自分の自虐キャラに酔ってる中(コメディは役者が笑いに酔っちゃだめだと思う)、この人は、真剣になればなるほど可笑しいという天然のユーモアを演じられるすごく優れた役者だと思う。 | [投票(6)] |
★3 | ジュラシック・パークIII(2001/米) | シリつぼみ。へ? これで終わり? みたいな。途中ドキドキする場面(鳥の巣の場面は○)があったのに…、もっとひねって欲しかったなぁ。 | [投票] |
★4 | あずみ(2003/日) | 北村龍平のテンポいい画作りと上戸彩の憂い顔と音楽、のみ良かった。同じメンツで3を期待。オダギリジョーの毎回同じ自分うっとり演技に閉口。 | [投票] |
★1 | プリティ・イン・ニューヨーク(2002/米=独) | 『恋人たちの予感』の二番煎じ。キメのセリフもあんな魅力ない男じゃシラケる。舞台となるNYも活かされていない。ミラのラブロマンス物として期待したのにがっかり。相手がイケメンだったら酔えたかも? | [投票] |