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ペペロンチーノさんのお気に入りあらすじ(2/2)

ある日どこかで(1980/米)★2 脚本家デビューを飾ったその日、見知らぬ老女から意味ありげな 「帰ってきて」という言葉とともに時計を渡された主人公リチャード・コリアー。その8年後、彼はたまたま訪れたホテルで見た古い肖像画の女優、エリーズ・マッケナに恋をする。彼女の人生をたどるうちに、その肖像画は以前会った老女の若き日の姿であることを知るリチャード。彼は「時の流れを越えて」というタイムトラベルについての本を著したジャック・フィニー教授を訪ね、その教えに従いタイムトラベルに挑む…。宿命的な恋を描いた103分の切ないファンタジー。この映画の舞台となったホテルには映画を記念した碑もあるそうで、米国を中心に「ある日どこかで」ファンのための団体もあるとのこと。 (tredair)[投票(5)]
田園に死す(1974/日)★5 奇才(これは本物)・寺山修司の詩集「田園に死す」をモチーフとした異常・異形な映像群。母・後妻・柱時計・恐山・イタコ・空気女・駆落ち・てて無し子・そして、20年前の過去の自分との対話という、その異常な時間軸の中で改めて己を母を存在を考える。圧倒的なイメージングの集大成に驚きを隠せない作品。←作品という響きが似合う映画。余談だが、某大手レンタル屋の「有名人が推す1本」の企画で、あの庵野監督が推してた1本。この映画からどう影響を受ければエヴァが出来あがるのか真剣に検討中。回答望む。それにしても、この映画のあらすじはコメントを書くより遥かに難しかった。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(11)]
カリガリ博士(1919/独)★5 ふたりの男が並んで腰をかけている。そこに一人の女がフラフラ歩いてくる。美しいがかなり病んでる。視線も定まっていないし動きも異様。どう見てもアヤシイ。そんな彼女を指し示し、男の一人が話しだす。「実はオレ、彼女の婚約者なんだけどね…。」そして、彼らが体験したオソロシイ話が、何もかもが奇妙に歪む不思議な町の映像とともに再現されていく…。サイレントの古典にしてホラーの原型でもあるという狂気の殺人鬼モノ。夜祭り、見せ物小屋、香具師、眠り男、予言、連続殺人、影、おびえる女、拘束衣、精神病院、心の闇、催眠術、古い文献…。本来はもっと短い作品だったが、検閲を恐れた制作者が上記のシーンとエピローグを付け加えさせたとのこと。ドイツ表現主義について→ [more] (tredair)[投票(16)]
太陽を盗んだ男(1979/日)★5 完全武装のちょっとアレな老人が中学生の観光バスを占拠。 「天皇陛下に会わせろ!」皇居に向かって手榴弾。 これを見ていた担任の先生、一念発起で東海原発に進入を敢行。 見事プルトニウムを奪取! 続いてサラ金から金借りて六畳一間で被爆しながら原爆製造に大成功。 気を良くした先生、警視庁を脅しプロ野球の延長放送を要求。 渋谷のデパートから5億円をばら蒔いたりやりたい放題。 しかし!抜ける髪の毛、歯茎から血が! ど〜しよう…そうだ自殺しよう。決意する先生。 だけどできませんヘタレだから。 執拗にせまる不死身の文太刑事との死闘。 壮絶なカーチェイス!武道館での最終決戦!乱れ飛ぶ弾丸(?) ああ!もう時間がない!!はたして東京の運命はいかに!? (toga)[投票(22)]