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ペペロンチーノさんのお気に入りあらすじ(1/2)

黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)★5 ドナウ川のほとりに暮らす自称天才ギャンブラーのオヤジと純真でじいちゃん孝行なムスコを中心に、ギャング・マフィア・テキヤ・死人・アヒル・ブタ・ヤギ・切り株・ボットン式トイレたちが織りなす、愛とお金と犯罪と音楽と歌と踊り、そして笑いと勇気のぐるぐる絵巻。黒猫が画面を横切れば不吉のしるし、白猫が画面を横切れば幸せがやってくる。2匹揃えばナニが起こる!?・・・エミール・クストリッツァの引退宣言後第1作。主演数人を除き、出演者はほとんどが素人のロマ人(ジプシー)で、彼らは台詞を覚えられず、台本はあってないようなものだったという。とくに主役級のじじい二人は「台詞を覚えて、それを喋る」ことを理解しているかどうかも怪しく、絶対台詞を覚えない。キレた監督が「次に違うこと言ったら殺す!」と叫んだところ、じいさんたちは「わしも1カ月ぐらい前からそうして欲しいと思ってた」と返したとか。 (はしぼそがらす)[投票(28)]
東京暮色(1957/日)★4 銀行の監査役・杉山(笠智衆)の家に、夫とうまくいかない長女・孝子(原節子)が出戻ってきた。心配になる杉山だが、次女・明子(有馬稲子)も何だか秘密を抱えているらしい。一方、明子のほうは遊び仲間から自分のことを良く知っている女性がいることを聞く。その女性が、昔家族を捨てて男と出奔した母・喜久子(山田五十鈴)であることを、明子と孝子は後になって知ることになるのだった。 [more] (Yasu)[投票(3)]
月曜日のユカ(1964/日)★5 「ユカ(18歳・加賀まりこ)って、いい娘よ。カワイくって。やさしくって、親切なの。パトロン(加藤武・刑事ではない)と恋人(中尾彬)がいるの。でも誰とでも寝るわ。すんごいサービスだって。男を喜ばすのが最大の喜びなんだって。人生の目的。純なの。無邪気なのよ。でもキスはだめなんだって。伝説よ。清潔だし、商売女と違うのよ。教会にもちゃんと行くんだから。要するに「かわいい女」って事。」「いやいや、我々(おやじ共)の夢のような女性だな。わははは」■「ねぇ、パパ…黒んぼって何で黒いの?」「お前はホント白い」「ねぇ、パパ…コーヒー色の肌ってセクスィー?」「お前は白でいい」「ジャマイカで肌を焼くの」「お前は白でいい」…加賀さん…こんなに可憐だったんですね… (ピロちゃんきゅ〜)[投票(10)]
グランド・ホテル(1932/米)★5 グランド・ホテルには様々な人が訪れ、また去ってゆく。スランプの人気ダンサー(グレタ・ガルボ)、病気の老サラリーマン(ライオネル・バリモア)、イチかバチかの合併話を目論む実業家(ウォーレス・ビアリー)とその秘書(ジョーン・クロフォード)。そしてこの輪の中に、男爵と名乗るある謎めいた紳士(ジョン・バリモア)が加わった時、このドラマは始まる。 [more] (Yasu)[投票(2)]
ミュンヘン(2005/米)★4 1972年、ミュンヘン五輪に参加していた11人のイスラエル選手がパレスチナゲリラに殺害される事件が発生した。イスラエルはこれに対する報復を決め、その作戦遂行役として、情報機関モサドの工作員・アヴナー(エリック・バナ)に白羽の矢を立てた。身重の妻を残しヨーロッパへ飛んだ彼は、爆薬や書類偽造などのプロたち(ダニエル・クレイグサイアラン・ハインズマチュー・カソヴィッツハンス・ツィシュラー)を率いるリーダーとなる。彼らの任務は、殺害事件の計画・実行に関わったパレスチナ人をくまなく暗殺すること。そして、血にまみれた復讐がここに始まった。[164分/カラー/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(14)]
運命じゃない人(2004/日)★5 あらすじは書けません。筋を知ったとたん面白さが半減します。断言します。何も知らずに見るのが一番。だから書きません。しいて言えば、さっき携帯で話した友人との会話には、あなたが知らな全然別の意味があり、今脇をすり抜けていった車にはあかの他人が乗っているが、その人物はあなたにとって重要な人だ、という映画です。それじゃあ、何だか分からん?!。そうですか、じゃあちょっとだけ・・・。婚約者と別れた桑田真紀(霧島れいか)と、人の良い独身サラリーマン宮田(中村靖日)がいました。そして探偵の神田(山中聡)が出てきて、二人は・・・あ〜やっぱり書けない。早く、映画を見てください。 [more] (ぽんしゅう)[投票(11)]
逆境ナイン(2005/日)★1 「全力でない者は死すべし!」を座右の銘とする全力学園校長(藤岡弘、)は、ある日野球部主将・不屈闘志(玉山鉄二)を前に野球部廃部を宣言した。理由は簡単、野球部はあまりにも脆弱すぎるからだ。しかしその名の如く不屈の闘志を抱く不屈は、校長を前に甲子園で自分らの姿を見て欲しいと大見得をきった。そして、その一歩として昨年度の甲子園経験校との練習試合が決定。だが、ナインの半分があらゆる事態で出場不能状態に陥った!野球を知らないながら不屈に天の啓示を授ける新コーチ・榊原(田中直樹)、マネージャー月田(堀北真希)らの声援を受け、不屈は次々突き落とされる逆境を切り抜けてゆくのだ!〔115分/カラー/シネスコ〕 (水那岐)[投票(2)]
岸辺のふたり(2000/英=オランダ=ベルギー)★5 幼い少女は、父が岸辺でボートに乗って去っていく姿を見つめる。父の帰りを待ち続けるが、結局彼は帰ってこない。数日経っても、何年経っても、雨の日も風の日も、父が戻って来るのを期待し、その岸辺に自転車を走らせる。その間、彼女は次第に歳を取り、友人ができ、恋人ができ、子供ができ・・・それでも彼女は帰らぬ父を、ただただ待ち続ける。――そして奇跡が起きる。(8分間)/2003年DVD発売後「映画館で見たい」と言うリクエストが殺到し、35mmプリントによる劇場公開/同時上映『掃除屋トム』『お坊さんと魚』 [more] (ねこすけ)[投票(1)]
汚れた英雄(1982/日)★2 ロードレーサーの北野晶夫(草刈正雄)はレースに勝つ為の資金作りの為に女をこましまくる男であったが、全日本選手権第8戦でライバルの大木(勝野洋)に僅差で負け、決着は第9戦に持ち越された。メカニックの技量とマシーンの性能の差と考えた彼は、資金作りの為に来日中の国際コングロマリットオーナーのクリスティーン・アダムズ(レベッカ・ホールデン)に的を絞って、こましに成功。金は得たがメカニック雨宮(林ゆたか)がダメと思い、彼を解雇するのだが…。角川春樹の初監督作。 (けにろん)[投票(2)]
アトミック・カフェ(1982/米)★4 1945年のニューメキシコでの実験成功に始まった核軍拡競争。その後の広島、長崎での「実戦」、ビキニ環礁での水爆実験、冷戦の勃発、朝鮮戦争、言論統制、ソ連の核兵器に怯える人々、ローゼンバーグ事件、放射能の害を市民に教えない政府、核実験の実験台にされる兵士たち・・・。 45年から50年代における核兵器の存在に翻弄され続けたアメリカの姿を、注釈のナレーションを一切付けず、現存するニュースフィルム、軍のPR映画をつなぐことによって浮き彫りにした異色ドキュメンタリー。 [more] (ジョー・チップ)[投票(2)]
スウィングガールズ(2004/日)★5 山形の高校。友子(上野樹里)たちはせっかくの夏休みというのに補習授業を受けている。「あー、もうやってられないずう」。サボるためにみんなで野球部の試合会場に弁当を届けたら、何とその弁当のせいで応援の吹奏楽部員たちがダウンしてしまった。「どうしてくれるんやー」と言う部員の拓雄(平岡祐太)によって、無理矢理代役をさせられることに。でも吹奏楽には人数が足りない。そうだ、ビッグバンドジャズでいこう! 急遽かき集められたスウィングガールズ(&ア・ボーイ)の奮闘が始まる!(でも、楽器もできないのに大丈夫?)[105分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(2)]
ごめん(2002/日)★5 大阪の郊外に住む、七尾聖市ことセイ(久野雅弘)は小学6年生。ある日学校で精通を経験したセイ、クラスで最初に“男”になってしまい、戸惑いを隠せない。そんなセイは京都の祖父母を訪れた際、近所で見かけた女の子(櫻谷由貴花)に目を奪われてしまった。帰ってからもその子のことで頭はいっぱい。「ナオちゃん」と呼ばれていたその子の家をようやく探し当てるが、実はそのナオちゃんが中学生だと知ってビックリ。「年上やん!」…ああ、セイの恋路は前途多難。[103分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(2)]
ゲームの規則(1939/仏)★4 人妻のクリスティーヌ(ノラ・グレゴール)を愛する飛行士アンドレ(ローラン・トゥータン)。妻のクリスティーヌを愛しつつも愛人との関係を続けているラ・シェネイ侯爵(マルセル・ダリオ)。アンドレとクリスティーヌの共通の友人・オクターヴ(ジャン・ルノワール)。侯爵が別荘で催す狩猟に彼らが集まった。狩猟の日、仮装パーティの夜と、彼らが織りなす「ゲーム」。そしてこの「ゲーム」の結果は…。[112分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(1)]
抵抗〈レジスタンス〉 死刑囚の手記より(1956/仏)★3 1943年、第二次大戦中のナチス傀儡政権下のフランス・リヨン。パルチザンの中尉・フォンテーヌ(フランソワ・ルテリエ)はスパイ容疑で逮捕・投獄された。脱走を考えて秘密裡に準備を進めるうち、彼は死刑判決を言い渡される。脱走など不可能だと考えている他の囚人たちをしり目に、彼は同じ独房の少年・ジョスト(シャルル・ル・クランシュ)と共に、脱獄を敢行する機会を虎視眈々と窺うのだった。そのチャンスがようやく巡ってくるまでの数か月が、乾いたタッチでドキュメンタリー風に描かれる。[102分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(1)]
黒の奔流(1972/日)★3 野心的な弁護士矢野武(山崎努)はある殺人事件を引き受けた。勝訴の望み薄の予想を覆し見事無罪を勝ち取る。矢野はその事件の被告貝塚藤江(岡田茉莉子)と関係を持つ一方、弁護士会々長の娘若宮朋子(松坂慶子)との結婚の契りを取り付け、将来の望みが開ける。そんな折、矢野を愛するようになっていた藤江が彼を引き止めるためにある事実を告げる…原作松本清張。ちなみにこの映画(原作)の展開、ある映画(原作)のそれにそっくりです。 [more] (モモ★ラッチ)[投票(1)]
秘密(1999/日)★5 母・直子(岸本加世子)と娘・藻奈美(広末涼子)の二人で楽しくスキー旅行!のはずが、バスの転落事故に巻き込まれてしまう。駆けつけたオヤジ・平介(小林薫)の元で直子は息を引き取るが、その瞬間、藻奈美が意識を取り戻す奇跡が起きる。しかし藻奈美は「わたしは直子よ」と爆弾発言。「こ、これは2度おいしい」と平介は藻奈美の体をいやらしい視線でなめまわし…(滝田監督の日活ロマンポルノ時代のあらすじ)すんません。ふざけ過ぎました。もとい、「わたしは直子よ」と平介を驚かせる。二人はその事を秘密にして家の中では夫婦、外では仲のよい親子を演じるが、当然、夫婦には付き物の悩みが…うきょ=!…そして二人は人生を見つめ直すのだー!金子賢はいらない(かなり主観)。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(5)]
少林サッカー(2001/香港)★4 シン(シンチー)は少林拳を極めた男。今はクズ屋お払いの仕事に身をやつしてはいるが、「少林拳が世間に広まれば、もっと世の中は住みやすく便利になるはずなのに」と一人、熱く理想に燃えていた。だって、少林拳を使えば、道にバナナが落ちていようと滑り転けるコトはなく、難しい縦列駐車だって思いのママ!なのだから。シンの熱い思いは通行人をも動かして、路上で群舞をしてしまうほどの威力!そこでとりあえず、「世間に少林拳を広めるため」にシンガーとなって兄弟子とショー・パブに出演することに。「唄って踊って演舞する」少林拳。世間の反応やイカに!?(で、サッカーは?) (ボイス母)[投票(7)]
殺しの烙印(1967/日)★3 飯の炊ける匂いが好きな、日本でナンバー3の殺し屋・五郎(宍戸錠)が謎めいた女(真理アンヌ)に殺しを依頼される。しかし彼はその仕事を失敗してしまい、このために組織から抹殺されかけるハメになる。崖っぷちに立たされた五郎は単身組織に立ち向かうのだが…。[91分/モノクロ/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(6)]
ぼんち(1960/日)★3 「きくぼん」と呼ばれる大阪船場の大店の跡継ぎ息子(雷蔵)、放蕩が過ぎて見合い結婚させられる。トコロが、母ちゃん&婆ちゃんの「実の親子姑軍団」が「今月は嫁(玉緒)の月のモノ、遅ぅないか?ややこ出来たん違うか?」と、ぼっとんトイレの中まで竹竿でかき回してチェックする始末。「このままではお腹の子供もろとも苛め殺されてしまいますぅ〜」と嫁は実家に逃げ帰り、そこでコッソリ出産してしまう。コレが「姑軍団」の逆鱗に触れ、「しきたりを守れんようでは、ウチの嫁とは言えまへん!」と跡継ぎ赤子を取り上げて、嫁を離縁させてしまう。妻の居なくなった「きくぼん」は、放蕩の日々へと戻ってゆく。無邪気で元気者な芸者、デカダンなカフェーの女給、もち肌で包み込むような優しさのある芸者・・・それぞれの女の味を楽しむかのように。 [more] (ボイス母)[投票(3)]
ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972/仏)★4 セネシャル夫妻の夕食に招かれたミランダ共和国大使、セビノ夫妻、フロレンセの4人。けれども日程の間違いからセネシャル家では何の支度もされていなく、一同はレストランへ。けれどここでも…。別の日も、あくる日も、そのまた次の日も、どうにも気持ちよく食事をとれないブルジョアたち。そしてそこに、麻薬取引や現実と夢のあいまいな境界線までもが交差してきて…。あの手この手の「食べられない理由」の中には、ブニュエル自らもしくは友人が実際に体験した例もあるという。脈絡もなく夢の話をしたくなる(copyright:太陽と戦慄様)102分。 (tredair)[投票(2)]