[あらすじ] 毒薬(1952/仏)
結婚30年の熟年夫婦。昼間から酒を飲む自堕落な妻(ポリーヌ・カルトン)に愛想を尽かして投げやりな夫(ミシェル・シモン)。会話もない生活に耐えきれず、二人とも心のなかで相手を殺してしまおうと企んでいた。妻は密かに購入した毒薬をキッチンの棚に忍ばせ、夫は神父に自らの邪心を告解し互いに“そのチャンス”をうかがっていた。ある夜、夫はラジオから流れてきた無罪請負人と評判の弁護士の話を聴いて、その弁護士のもとを訪ねるのだった・・・。そして町では大人から子供まで実行された殺人と裁判の噂話で持ちきりに・・・。サッシャ・ギドリ脚本/監督の個人の殺人を嗤い、国家の人殺しを皮肉るブラックコメディ。(白黒/85分)
(ぽんしゅう)
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