[あらすじ] あらかじめ失われた恋人たちよ(1971/日)
人なつっこく陽気で明るく快活な青年なタケル(石橋蓮司)は、実は強盗だった。彼は棒高跳びでのオリンピック出場の夢を断たれ、自暴自棄となり人の金を奪いながら日本中を放浪していたのだ。日本海のある街のスーパーの開店イベントで、タケルは全身に金粉を塗ってパフォーマンスをする男(加納典明)と女(桃井かおり)の美しい姿に目を奪われ、二人につきまとい始めた。しかし二人は、饒舌なタケルの存在をまったく無視する。二人は、耳が聞こえないために「言葉を失った恋人たち」だったのだ。劇作家清水邦夫と当時東京12チャンネルのディレクターだった田原総一朗の共同脚本、監督作品。(白黒/122分)
(ぽんしゅう)
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