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あらかじめ失われた恋人たちよ (1971/日)
[Drama]
監督 | 田原総一郎 / 清水邦夫 |
脚本 | 田原総一郎 / 清水邦夫 |
撮影 | 奥村祐治 |
美術 | 清水邦夫 |
音楽 | 成毛滋 |
出演 | 石橋蓮司 / 桃井かおり / 緑魔子 / 加納典明 / カルメン・マキ / 蟹江敬三 / 蜷川幸雄 |
あらすじ | 人なつっこく陽気で明るく快活な青年なタケル(石橋蓮司)は、実は強盗だった。彼は棒高跳びでのオリンピック出場の夢を断たれ、自暴自棄となり人の金を奪いながら日本中を放浪していたのだ。日本海のある街のスーパーの開店イベントで、タケルは全身に金粉を塗ってパフォーマンスをする男(加納典明)と女(桃井かおり)の美しい姿に目を奪われ、二人につきまとい始めた。しかし二人は、饒舌なタケルの存在をまったく無視する。二人は、耳が聞こえないために「言葉を失った恋人たち」だったのだ。劇作家清水邦夫と当時東京12チャンネルのディレクターだった田原総一朗の共同脚本、監督作品。(白黒/122分) (ぽんしゅう) | [投票] |
ほとんど石橋蓮司のモノローグとパフォーマンスで映画が成り立ってしまっているというのがすごい。しゃべらない桃井かおりは妙にカワイイ。 (worianne) | [投票] | |
言葉を封じる暴力をまえに通じない言葉に足掻き、言葉を持たない者たちの意図せざる強固さに追随する道化師石橋蓮司の滑稽。ケレンなき武骨な語り口は“この時代”の素人演出の武器であり限界でもある。撮影所システム崩壊に乗じ乱入した異才の異物的快作。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
田原の恋人=言論である。そしてこれは、あらかじめ言論を失った恋人たち(加納・桃井)への賛歌である。沈黙は金なり。云うは易しだが、恐らく本音だろう。 (町田) | [投票] | |
日本のニュー・シネマ?「言葉を捨てる」という発想がカッコイイ。 (リーダー) | [投票] | |
ゴダール作品のような印象を受けましたね。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
ATGって感じ。リアルタイムで見ないとこういう作品は伝わらない。 (直人) | [投票] |
Ratings
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計 | 22人 | 平均 | (* = 1)
POV
ATG映画の奥は深いぞ (町田) | [投票(14)] | 非告白的女優論;クロスオーバー70’ (けにろん) | [投票(6)] |
時代の痕跡ーATG公開作品(70年代日本映画篇) (ぽんしゅう) | [投票(5)] | あなたを大きく育てた暗闇の中へ:リルケ映画 (tredair) | [投票(4)] |
ニューロックの夜明け (リーダー) | [投票(4)] | おいらの青春 (まご) | [投票(3)] |
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