[あらすじ] さらば愛しき大地(1982/日)
茨城県鹿島地方。小さな農家、山沢家の長男、幸雄(根津甚八)はダンプの運転手として一家の生計を支える。粗暴だが男気があり仕事熱心な男であった。しかし、突然の不幸が幸雄を襲う。息子2人が池で遊んでいて溺死したのであった。背中に子供の戒名を刺青し、酒に溺れて暴力がエスカレートする幸雄にいたたまれず、妻の文江(山口美也子)は家を出る。一方、山沢家の次男で東京で働く明彦(矢吹二朗)のかつての恋人、順子(秋吉久美子)は昼は工場で働き夜は母の飲み屋を手伝っていたが、母が男と蒸発してひとり取り残された。そして、ある日、ダンプを運転中の幸雄はバス停で佇む順子を見て声をかけた…。82年キネマ旬報主演男優賞、ブルー・リボン助演女優賞。
(けにろん)
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