[あらすじ] 命美わし(1951/日)
自殺の名所として有名な城の掘割の側に伊村一家の家はあった。校長を退任し今は図書館長を務める家長の早吉(笠智衆)と妻みね(杉村春子)は頻繁に訪れる自殺志願者に声をかけては思い止まらせる日々が続いていた。その夜も予感に導かれた早吉が救って家に連れて帰った娘は、なんと次男修二(佐田啓二)の高校の同級生・房江(桂木洋子)だった。そんな騒ぎのなか今度は長男で新聞記者の寛一(三國連太郎)が、ずぶ濡れになった女あさ子(淡島千景)を連れて帰って来た。自殺という重いテーマを扱いながらほのぼのとしたユーモアに包まれた松竹大船の大庭英雄監督作品。(白黒/79分)
(ぽんしゅう)
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