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[あらすじ] サラエヴォの銃声(2016/仏=ボスニア)

第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年。地元のホテル“ヨーロッパ”で記念式典が開かれようとしていた。フロントの女性主任(スネジャナ・ヴィドヴィッチ)は、あわただしくホテルの中を行き来し、屋上ではテレビの取材中に100年前の事件の犯人と同名の男(ムハメド・ハジョヴィッチ)が現れ、警備員はフランスのVIP(ジャック・ウェベール)の部屋を監視する。一方、ホテルの経営は行き詰っており従業員はストを計画。支配人(イズディン・バイロヴィッチ)はカジノを運営する闇の男たちを使って力ずくで阻止しようとしていた。ボスニア・ヘルツェゴビナと欧州の宿図を暗示する群像劇。ベルリン国際映画祭銀熊賞(85分)
(★2 ぽんしゅう)

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