[あらすじ] リチャード・ニクソン暗殺を企てた男(2004/米)
職を転々としたサム・ビックショーン・ペンはやっと事務用家具のセールスマンに採用。別居中の妻ナオミ・ワッツや子どもたちと再び暮らすことができる日を夢見て働くが、セールスのために「客に嘘を言え」と強要される。他にもあれこれと言われるサムの唯一の安らぎは、黒人の親友ボニードン・チードルと話すときだ。いつか元手を稼ぎ、彼と二人でタイヤ販売の事業を起こす、そうすればセールスのために嘘をつけと言われなくてもすむ。そのために毎日、こんなにも努力しているのにぜんぜんうまくいかない。それどころか、状況は悪くなっている。アメリカン・ドリームはいったいどうなったんだ。こんな社会はまちがっている。そんな日々、テレビではウォーターゲート事件で揺れるニクソン大統領を連日のように映し出す。そして1974年2月、サムはワシントンのボルチモア空港へ降りたった。
公式サイトによると、1974年2月22日、ボルチモア・ワシントン国際空港で民間機をハイジャックしてホワイトハウスへ突っ込もうとして未遂に終わった、実在の事件が題材となったらしい。監督のニルス・ミュラーはこれが第1回作品。2004年カンヌ国際映画祭《ある視点》部門オフィシャルセレクション。
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