[あらすじ] この子を残して(1983/日)
第2次大戦末期の1945年8月7日。長崎医大放射線科の永井隆(加藤剛)はレントゲンの浴び過ぎから自らの余命が幾ばくもないことを悟り妻緑(十朱幸代)にそのことをうち明け10歳の息子誠一(中林正智)と5歳の娘茅乃(西嶋真未)を緑の母ツモ(淡島千景)の下に疎開させた。8月9日。疎開先で川遊びをしていた誠一は長崎市街地上空の空が光るのを目撃、時を置かずして突風が襲いかかって来た。街に様子を見に行ったツモは夕刻に緑の遺骨を持って帰宅する。その頃、永井は被爆者の救援活動に体に鞭を討って邁進していた…。84年カルロヴィ・ヴァリ映画祭反ファシズム闘士同盟賞の木下恵介監督第48作。
(けにろん)
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