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日本の青春 (1968/)

Hymn to a Tired Man

[Drama]
製作佐藤一郎 / 椎野英之 / 佐藤正之
監督小林正樹
脚本廣澤榮
原作遠藤周作
撮影岡崎宏三
美術小島基司
音楽武満徹
出演藤田まこと / 新珠三千代 / 黒沢年男 / 酒井和歌子 / 佐藤慶
あらすじ向坂(藤田まこと)は特許事務所を営む中年男。戦争中、横暴な上官に殴られたのがもとで片耳が聞こえない。妻(奈良岡朋子)は愚痴ばかりこぼしている。そんな中、学生時代にいた下宿の女の子、芳子(新珠三千代)と再会した。夫を亡くし今は独身だという。彼女が好きだった向坂の心は穏やかでない。亡夫の研究を技術化したいという彼女のために、向坂は横浜の自動車会社へ売り込みに訪ねる。社長の鈴木(佐藤慶)という男に会って、向坂は激しく動揺した。鈴木は自分の耳を聞こえなくしたあの上官だった…。遠藤周作の小説「どっこいショ」の映画化。[130分/モノクロ/シネマスコープ] (Yasu)[投票]
Comments
全3 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★3戦中派の怨み節と戦後派の前向きな明るさ。180度異なる“青春”を過ごした両者だが、お互いが相容れる余地があるとはっきり描いていない(ように見える)のは、戦中派である小林正樹の感慨なのかなあ。[三百人劇場] (Yasu)[投票(1)]
★3井の頭線の渋谷駅か。電車の正面カット。行先プレートに吉祥寺と見える。ホームに沢山の人が降車する。三島雅夫のナレーション。藤田まことが、インタビューされる。蒸発しようと思ったことはありませんか等。原作も渋谷から始まるが、この冒頭は映画オリジナル。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3新安保前の自衛隊を巡る激論なのだが、両論併記にとどめて生温くも奇怪な仕上がりになっている。作者は劇映画にも放送法第4条が適用されていると勘違いしているのではないだろうか。 [review] (寒山拾得)[投票]
Ratings
5点0人
4点0人
3点3人***
2点0人
1点0人
3人平均 ★3.0(* = 1)

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