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バカ塗りの娘 (2023/日)
[Drama]
| 製作総指揮 | 山内学 / 松岡雄浩 |
| 製作 | 荒木宏幸 / 伊藤貴宣 / 小西啓介 / 益田祐美子 / 志賀司 / 塩越隆雄 / 川口敦 / 盛夏子 / 遠藤日登思 / 松岡達矢 / 福嶋更一郎 |
| 監督 | 鶴岡慧子 |
| 脚本 | 鶴岡慧子 / 小嶋健作 |
| 原作 | 高森美由紀 |
| 撮影 | 高橋航 |
| 美術 | 春日日向子 |
| 音楽 | 中野弘基 |
| 衣装 | 藪野麻矢 |
| 出演 | 堀田真由 / 小林薫 / 坂東龍汰 / 宮田俊哉 / 坂本長利 / 片岡礼子 / 木野花 / 酒向芳 / 松金よね子 / 篠井英介 / 鈴木正幸 / ジョナゴールド / 王林 |
| あらすじ | 青森の弘前。バカ丁寧に漆を塗り重ねる津軽塗職人の娘美也子(堀田真由)はスーパーで働き家計を助けながら父(小林薫)の手伝いをしていた。家庭を顧みない父に愛想をつかし母(片岡礼子)は家を出て、長男(坂東龍汰)も跡を継がず美容師として自活していた。名匠と呼ばれた祖父(坂本長利)もいまは施設で暮らす。そんな斜陽家業に老いのせまった父の気力も失せ始めていた。内気でおっとりした美也子は外で働くより津軽塗の仕事が好きだが、家父長制の色が濃く将来の展望も見えない仕事を継ぎたいと言い出せずにいた。青森出身の児童文学作家高森美由紀の原作を万田邦敏や黒沢清に師事した鶴岡慧子監督が映画化。(118分) (ぽんしゅう) | [投票] |
| 満開の桜に始まり迷いの晩夏を過ごし、決意の末に積雪のなか忘我の時を経て新たな春を迎える美也子(堀田真由)の物語。移ろう工房、生活空間、町のたたずまい、廃校をめぐる光のコントロールが見事。家族の大事をことさら「事件」に仕立てない慎ましさも好印象。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
| 年間ベスト級の作品と思う。パレットのような作業台に赤い漆が広げられるショット。こゝから、なんて綺麗な映画だろうと感嘆する。津軽塗を営む家に生まれた娘ミヤコ−堀田真由が主人公。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
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