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その日、カレーライスができるまで (2021/日)
[Drama]
製作総指揮 | 麻生英輔 |
製作 | 坂本香 / 有馬一昭 / 佐久間大介 |
監督 | 清水康彦 |
脚本 | 清水康彦 / 金沢知樹 / いちかわニャー |
原案 | 金沢知樹 |
撮影 | 川上智之 |
美術 | 松本千広 |
音楽 | 香田悠真 |
衣装 | 服部昌孝 |
出演 | リリー・フランキー / 中村羽叶 / 吉田照美 / 岡田ロビン翔子 / 黄栄珠 / 福田信昭 / 神野三鈴 |
あらすじ | 夜の安アパートの一室。外は叩きつけるようなざんざ降りの豪雨のなか。男(リリー・フランキー)は厨房にひとり立っている。卓上に散乱するジャガ芋、ニンジン、玉葱、ロース肉のパック…男はカレーを煮込もうとしているのだ。男にとって、妻の誕生日には3日仕込みのカレーを用意し、ともに食べるのが習わしになっているのだった。ラジオでは、陽気な声のDJ(吉田照美)が「三日目のカレー」のメールを話題に取り上げている。男の初めてのメールだ。やがて激しい雨音とともに電気は切れ、部屋を無音と暗闇が支配する。それでもカレーを作り続ける男。彼の胸に、今はもういない息子への思いが去来する…。ほぼリリーによる一人芝居で成り立つ作品である。(52分) (水那岐) | [投票] |
雨の夜は世界を孤立させたカタチで切り取る。ラジオで調子よく喋っているDJを軸として、その周りに存在する男と女がドーム内に幽閉されているような焦燥。でも、薄日が差せばふたりの周りにはきちんとした生きる空間が甦っているのだ。「3日目のカレー」が、現実の意味を帯びて必要以上に旨そうに見える所以だ。 [review] (水那岐) | [投票(1)] | |
安アパートでどってことないカレーを作る。その安普請な取柄無さが、彼に起こったことが明らかになるにつれ側側と心に沁みてくる。夜の静寂を弥増させるラジオ・雨・隣室の音は世界を沈澱させるだけ。だけど、やがて電話は鳴るだろう。その時曙光はさすのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |
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