La casa dalle finestre che ridono
The House of the Laughing Windows
笑む窓のある家
あらすじ | その筋で名を知られたステファノは、フレスコ画の修復を依頼されて、北イタリアの寒村を訪れる。それは聖セバスチャンの殉教を題材にしたもので、破損の著しい教会の内壁に残されていた。ステファノは、画家の姉妹がかつて住んでいた古屋敷に腰を据えて、本格的に仕事に取り掛かる。美人の小学校教師とも昵懇になり、滑り出しは順調に見えた。しかし、間を置かずして、嫌がらせの電話を受けるようになる。教会の壁画は呪われているので関わり合いになるなというのだ。同じ頃、村人の口の端に上る奇妙な噂が耳に飛び込んでくる。何でも殉教画の作者は、悪魔と契りを交わしており、作品の完成のために姉妹の助けを借りて人身御供を行っていたというのだ。そして、最初の殺人が起こる (袋のうさぎ) | [投票] |
★4 | ジャーロも70年代後期になるとベルトルッチ影響下(特に『暗殺のオペラ』)のものが撮られていたのだなあ、と興味深く観る。確かに面白い出来。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 個人的にはジャーロの十指に数えたいぐらい好き。ニ度見すると、さすがに初体験の僥倖は薄まるが、全編に漂うおどろおどろしい雰囲気は瞠若ものだし、超自然を匂わせながら人間の狂気で話をつけるのも腑に落ちる。都会人2人が、頽落した僻地の僻事と迷信から理性の孤塁を守るような展開の閉塞感も心地良い。目を皿のようにする驚愕のラストは、『サマーキャンプ・インフェルノ』とカップリングして楽しみたくなる出色の出来栄え (袋のうさぎ) | [投票] |
5点 | 0人 | |
4点 | 2人 | ** |
3点 | 0人 | |
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計 | 2人 | 平均 ★4.0(* = 1) |
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