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蜂蜜 (2010/トルコ=独)
BalHoney
[Drama]
製作 | セミフ・カプランオール |
監督 | セミフ・カプランオール |
脚本 | セミフ・カプランオール / オルチュン・コクサル |
撮影 | バリス・オズビチェル |
美術 | ナズ・エライダ |
衣装 | オズゲ・オズトゥルク |
出演 | ボラ・アルタシュ / エルダル・ベシクチオール / トゥリン・オゼン / アイセ・アルタイ / アレヴ・ユチャレル / オズカン・アクチャイ / セラミ・ゴクチェ / アデム・クルクット / カミル・イルマズ |
あらすじ | 少年ユスフ(ボラ・アルタシュ)は木々の生い茂る森近くに両親とともに静かに暮らしている。養蜂を営む父親ヤクプ(エルダル・ベシクチオール)は時として山中にユスフを伴って出かけ、木々の天辺に巣箱を取り付け、そこで蜂蜜を採集していた。ユスフにとって父親は尊敬の対象であったが、親たちとしか口をきかない彼は吃音に悩み、学校では上手に教科書を朗読して皆や教師の賞賛を得ようと奮闘するのだった。そんなある日、森から蜜蜂がいなくなってしまう。父は蜂を追って森の深奥に入り込んだまま消息を絶ち、それとともにユスフの口よりも声が消え去る。母親ゼーラ(トゥリン・オゼン)は息子のために手を尽くすが、試みは実を結ばない。〔105分/カラー/ヴィスタ〕 [more] (水那岐) | [投票] |
紡がれる物語ではなく、それを紡ぎ出すための手法にこそ感動を呼び起こされる稀有なる一作。冒頭より幾度となく繰り返される、ひとつの風景のなかに現われた人物がやがてその風景を通り抜けてゆくワンショットのカメラに、自分は鳥肌の立つ思いをしたものだ。そこに提示された謎は解かれる事なく、少年とともに森の深奥へと我らを誘い込む。それは森の映像詩だ。 (水那岐) | [投票(1)] | |
音楽はない。聞こえてくるは森の囁き、日常の小さな音、そしてセリフはほとんどなく、どこか桃源郷を思い起こさせる作品だ。その、映像のみで緩やかに語ってゆくスタイルはまさに映画の本質を現代において問っているようだ。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
なんて繊細で美しいんだろう。少年の眼差しが印象的。憧れも不安も寂しさも、言葉なくても伝わる。絵本でもあり、詩でもあり、山の音楽でもあった。 (あちこ) | [投票] |
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