マリヤ・アントロポワの映画ファンのコメント
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暴行(1950/米) |
冒頭からエンディングまで、アイダ・ルピノの才気走った演出、画面造型にずっと刮目させられる。婦女暴行事件とその二次被害を正面から描いて尖鋭的であるという部分で取り上げられることが多いだろうが、それ以上に、本作の画面の面白さに魅了された。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
米フェミニズム運動は立派なもので、そもそもアーカイブも充実しているのだろう、有難いことに昔の名作まで掘り出してくれる。本作は神経症的な描写の重層化に優れた逸品で、被害者の痛みが伝わってくる。中盤の凶行におけるブレッソン・タッチが特に素晴らしい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |