マーク・マザーズボーの映画ファンのコメント
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ニューヨーク、アイラブユー(2008/米=仏) | プロデューサーの映画。小さくまとまりすぎている。誰ひとり銃撃戦を撮らないなんて! とは云わないが、これだけ演出家が顔を揃えながら他を出し抜いてやろうという野心を見せる者がいないのは少し寂しい。その点から云えばシェカール・カプール篇が頭ひとつ抜けた出来だ。と見るのは安易すぎるか。 [review] | [投票(2)] | |
ハワイアン・バケーション(2011/米) | ピクサー恒例の併映短篇だが、2D版を見る限りでは、技術的実験の場ではなしに純粋に『トイ・ストーリー』ファンへのサービスとして作られている。ケンのフィーチュア以上にちゃんとボニーを登場させているのが偉い。あれからもみんな幸せに暮らしているのね、なんつって他愛なく感動させられてしまう。 | [投票] | |
アンソニーのハッピー・モーテル(1996/米) | 色使いは後の作品よりずっとナチュラルだが、紛れもないウェス・アンダーソンの刻印を確認できる。構図や繋ぎ、スローモーションの使い方、正統とオフビートの間を行くようなアクション演出、「流血」などの細部、そして形容困難な感動をもたらす物語。「チーム結成」に面白さを見出すあたりからも筋の良さは明らかだ。 | [投票] | |
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米) | これは傑作でしょう。まったく驚異的な演出力。 [review] | [投票(2)] | |
天才マックスの世界(1998/米) | ウェス・アンダーソンには明白に才能がある。それはカメラを据えるべき位置とカットを割るタイミングを心得ているという、映画にとって絶対的な才能なのだが、それに加えてこのようなユニックな物語を構想する力も備えているのだから、以後アンダーソンがいくつもの優れた映画をものにしていくだろうことはこの時点でほとんど確定している。 [review] | [投票(1)] |