★4 | カランコエの花(2016/日) | では、どうすればいいのか。判るワケがない、俺だって判らない。いまどれだけの日本人が理路整然と正論を語れるものか。この映画にも答えはない。だが、答えは出されねばならないのだ。今、正論が説かれてもそれは一笑に付されるだろう。だからこれは問いかけだけなのだ。時代の映画として悔やまれるが、今はそれ以上を語っても嘘になるのだ。 | [投票] |
★3 | ヲタクに恋は難しい(2020/日) | 惜しいのだ。高畑充希は稀代のドタバタ女優ぶりを披露してくれるし、片やダイコン山崎賢人だってその能面役者ぶりで奇人性をむしろさらけ出してくれるのだ。そして鷺巣詩郎のロマンティックなナンバーは何と奇演の間隙をぬって孤独な恋人たちを彩ってくれたか…それというのに。 [review] | [投票] |
★4 | 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019/日) | 余計な枝葉を可能なかぎり削ぎ落とし、ジャンプのお家芸「友情・努力・勝利」の柱に持っていってのカタルシスはやはり見事というよりない。クラスの仲間たちの能力を熟知し、適材適所に戦闘場面を当てはめての総力戦。これをやってくれたゆえに5割以上の戦闘シーンにもダレは皆無だった。 [review] | [投票] |