安岡卓治の映画ファンのコメント
「A」(1998/日) A2(2001/日) 白・THE WHITE(1999/日) 311(2011/日) home(2001/日) 追悼のざわめき(1988/日) 部屋/THE ROOM(1993/日)が好きな人 | ファンを表示する |
ぽんしゅうのコメント |
「A」(1998/日) | 了解不能なあちらの世界にいながら、こちらの社会に微かに足の先だけ残しているような荒木浩とうい男が世捨ての身でありなが見せた祖母との交流に一瞬理解の糸口が見えた気がする。しかし「誤解をするのは、いつも相手の側だ」という信者の言葉がすぐに蘇る。 | [投票(1)] | |
A2(2001/日) | オウムに甘える住民、河野義行に甘えるオウム幹部、集団行動に甘える右翼、読者・視聴者に甘えるマスメディア。真摯なふりをして行動すればするほど、一方の端にほころびが生じ馴れ合いが生まれる。その上に成り立っているのが日本社会なのかも知れない。 | [投票(2)] | |
追悼のざわめき(1988/日) | 人間の外形(カタチ)としての理想がマネキンだとするならば、カタチを成さずこの世の底を這い続ける怨念のごとき醜悪が、カタチのもとへと吸い寄せられるのは必然だ。これは、カタチしか持たぬ人間もどきの醜悪と、カタチを希求して噴出する醜悪の戦いの映画だ。 | [投票] |