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坂本秀一の映画ファンのコメント

青くて痛くて脆い(2020/日) “それ”がいる森(2022/日) リベンジgirl(2017/日) バジーノイズ(2024/日) ホワイトリリー(2016/日) ホットギミック ガールミーツボーイ(2019/日) R100(2013/日) 溺れるナイフ(2016/日) 唄う六人の女(2023/日)が好きな人ファンを表示する

ぽんしゅうのコメント************

★3ホワイトリリー(2016/日)さすが、あの“にっかつ”直系の継承者中田秀夫。白百合の花弁に託した女陰の暗喩がクラシカルで奥ゆかしい。支配/被支配入り乱れる相互依存のラビリンス、「おとこ」をテコに流血も辞さぬ混沌の末、飛翔をとげるロマンポルノお馴染の「おんな」の物語。 [review][投票]
★4ホットギミック ガールミーツボーイ(2019/日)幾何学的なロケーションが生む人工的な低温と、流暢な長回しと短いカッティングによるテクニカルな時間制御が、漫画的なデフォルメを担保された悩める女子(堀未央奈)と、迷える男子たちの図式的な“お約束関係”を現実のような幻想として成立させてしまう。 [review][投票(1)]
★3R100(2013/日)大日本人』のベースを形成していた昭和懐古趣味(携帯レス)と『しんぼる』のレスラー物語の躍動(溌剌S嬢)が同居する松本らしい生真面目な構造。60年代ATGを思わせる外部(製作陣)からの物語(本編)への介入など、映画の破壊というよりは「いつか見た不条理」への回帰に見えた。 [review][投票(2)]
★3溺れるナイフ(2016/日)原作のファンは多いそうだ。きっと山戸結希もそのひとりなのだろう。乙女たちの共感の核となる“乙女チック”さへの敬意を共有しつつ、映画(=オリジナル)に昇華しようと炸裂する山戸の溢れんばかりのパッションに、危うく“乙女チック”さは崩壊寸前となる。 [review][投票(1)]