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[コメント] インディアン・ランナー(1991/米)

中二病の弟を持つ悲しみ。あるいは、白塗りインディアン・ランナーがしりあがり寿風な事について。
ボイス母

昨年の秋、中二病の親戚が自殺したんでこのヴィゴ・モーテンセン演じる「もう一人のショーン・ペン」の気持ちは痛いほど理解できますがね。 がね!!

ほんっとに周りはメーワクなんですから、いいかげん大人になってくださいよ。お願いします。 しかし、アメリカにもこんな「永遠の内なる少年」(キモッ!!)を賛美(?)する風土があるんだなあと初めて知って感心した…てか、呆れた。

映画作りに関しては、まあ、「思い入れたっぷりな長廻しがウザイ」が、コレは「俳優が撮った映画」あるいは「シロウトが撮った映画」には良くある事なので、まあ、「許容範囲内」か。 なんというか…

よく、「ニンゲン、子供を持って一人前」ってよく言われるし、自分自身、自分が子供を持って初めてその意味が判ったし、自分が子供を持つまでは「なんてエラソーな言い方」と思って反発も感じたが… でもね、人生の真実ですよ=「子供を持って一人前」

ま、勿論、「子供を持ってもコドモな人」って居ますけどね。 この映画は「絶対、ショーン・ペン、子供を持つ前に作ったな」と確信にも似た思いをワシに抱かせる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)かるめら[*]

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