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[コメント] 俺たちに明日はない(1967/米)

単にカッコイイだけの映画だと思ったら奥も深いらしい。
しど

橋本治の「虹とヲルゴオル」(講談社文庫)のフェイ・ダナウェイの欄に、

ボニー&クライドの関係性から映画を読み取った解説が出てて、目からウロコが落ちた。

男の子の世界に生きるクライドはインポテンツ。そんなクライドの為に、ボニーは女と女の子の間をウロウロ。

社会全体が死んだ世界恐慌の時代に生きる道を選んだ二人の行く末は、あまりにも残酷。

30ページ程ですので、立ち読みでもしてみて下さい。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] マグダラの阿闍世王[*]

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