[コメント] アラバマ物語(1962/米)
決して声を荒げることなく、だがしかし己が信ずる倫理的立場を固く貫く弁護士の姿は、ある種のロールモデル。その姿を、基本的には子供たちの視線から描いているのがまたよい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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Atticus(グレゴリー・ペック)が判決の後、法廷を出ていくときのシーンが印象的。ああした畏敬の念を受ける弁護士は、なかなかいないでしょうね。
下手な効果音を付けずに、淡々としていたのがよかった。
最後に子供たちが助けられたシーンでは、妹と謎の隣人が向かいあうシーンがすばらしかった。本当に小さな表情の変化が、何十ものセリフよりも雄弁に気持ちを語るということを見せてくれた。
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